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●前回のあらすじ
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まったくバカなわたしがそこにいました。
自分が神様にでもなったかのような、
傍若無人な態度・言葉・振る舞いでした。
「ピシ、ピシピシッ!」
夫婦の絆に大きな亀裂が入ったのです。
今まで我慢してきた妻も、さすがに堪忍袋の緒が切れてしまったのです。
でもわたしは、妻の機嫌はすぐに直るものだろうと高を括っていました。
つらく、寂しく、そして悩み続けていく歴史が今まさに始まったのでした。
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●家庭内別居
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■既婚者 独り身
ひょんなことから始まった夫婦喧嘩がこれほどツラく、寂しいものとは・・・。
体験してみて始めて気付きました。
女性と男性。
妻と夫。
妻の言い分。
夫の言い分。
異性であり、価値観も違う双方であり、どちらからか歩み寄りをしない
限り、平行線を辿るいっぽうだとは、よもや気付いていませんでした。
何がなんでも家庭優先の妻。
何がなんでも仕事優先の私。
自分から一歩引き下がり、冷静に判断できれば、冷静に対応できれば
何ら恐れることはなかったのですが・・・。
今となっては、あとの祭り。
家庭内で私の味方は誰一人いません。
自宅に帰っても、出迎えてくれるのは、玄関先の熱帯魚だけ・・・。
エサを求めて近寄ってきてくれる熱帯魚のキレイな姿だけが
私を癒してくれるのでした。
■激変する生活
朝起きて、身支度して会社に出掛け、夜帰宅し、寝る。
この基本的なライフサイクルは変わりません。
しかし、その内容は激変していったのです。
まず、起床
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
うっかり目覚ましを止めてしまっても、誰も寝坊している私を
起こしてくれる者はいません。
次に身支度
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
洗濯は一緒にしてくれるものの、干し終わったらほったらかし。
きちんと折りたたみ、クローゼットに入れないとゴミとして処分されます。
ワイシャツやハンカチのアイロンあては、もちろん自分でやらないと
誰もやってくれる者はいません。
会社へ出勤
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
仕事の内容に変わりはありません。相変わらずの激務です。
ただし、ずっと弁当持参だった私が急に食堂や外食するようになった
ものだから、同僚や女性職員たちはひそひそ噂話をするのです。
でも、誰一人、なにがあったのか尋ねてくる者はいません。
我が家へ帰宅
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自宅へ帰っても出迎えてくれるのは熱帯魚たちだけ。
エサをあげて、パクパク食べている姿に目を奪われるのですが、
自分も空腹であることに気が付き、ダイニングへと足を運ぶ。
しかし、そこに用意されているものといえば、
茶碗と家族が食べた夕食の残り物。何もないよりはマシかと思い、
レンジでチンして独りでごはんにがっつく。
食事を供にしてくれるのは、夕刊とテレビだけ。
お茶を入れてくれたり、ご飯をよそってくれる者はいません。
さぁ就寝
 ̄ ̄ ̄ ̄
ある日、ベットに入ろうとして枕が無いことに気付く。
自分専用の目覚まし時計が無いことに気付く。
どこにあるのか探してみると、別室に自分の布団が用意され、
枕も目覚ましもそこにセッティングされているのでした。
布団に入って、右を見ても、左をみても、何処を見ても誰もいません。
見えるのは壁。そして家族と遮断されている空気でした・・・。
■家庭内別居の寂しさ
これまで独り身生活をしたことがない私にとって、まさにそこには
寂しさしかありませんでした。独り身生活を楽しむこともありません。
子供も、妻とも顔を合わすことすらない日々が延々と続きました。
休日に顔を合わすことはあっても、会話はほとんど皆無です。
妻と話すことといえば、ほんの一言、二言、子供のことについて、
聞かされるぐらいでした。
はじめはこんな暮らしにも耐えていました。
いずれ妻の機嫌も直るだろうと思っていましたが、その気配は
一向に現われません。当然、私にはおもしろくありません。
家に帰ってもロクな食事も無ければ楽しみもありません。
だんだんと家に帰るのが億劫でイヤになってきたのです。
外食、飲み屋、同僚の家、と食を満たすために転々としていました。
そのうち、なんとも言えない寂しさに、食を満たすだけでは耐え切れず、
自分を解ってくれる、優しく包んでくれる、そんな人にココロ奪われる
ようになっていく、堕ちていく私がそこにいたのでした・・・。
<次回へつづく>
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●編集後記
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年の瀬が近づくにつれ、なんだか慌しくなってくるのは
我が家だけでしょうか?
「大掃除はいつやるの?」
「年賀状の準備できた?」
「帰省の新幹線取れた?」
「サンタさんから何が欲しいか、こっそり子供から聞き出せた?」
「大雪になる前に、スタッドレスタイヤへ履き替えといてよ!」
「明日友達と忘年会だから、子供の面倒よろしくね!!」
「ハリポタ、いつ見に行くの?」
「子供の塾のお迎え行ってきて!!」
最後の2つは年末だからといって関係ありませんね。(汗)
しかし最近、物騒になってきました。
子供に関する事件、スゴく多いと思いませんか?
新聞・テレビで毎日のように報道されていますが、
一向に事件はあとを絶ちません。
(被害に遭われたお子様のご冥福をお祈りいたします。)
保護者としても、子供を一人にさせないよう、塾への送り迎えや
友人宅へ遊びに行くときなど、必ず付き添うようにしています。
面倒なのは誰でも一緒ですが、一人ひとりが目を光らせていると、
このような物騒な事件も未然に防げるのではないでしょうか???
一人の力は小さくても、百人、千人、、、と集まれば、大きな力が
発揮できます。
他人事とは捉えずに、積極的に行動していきましょう。・・・ね!
夫婦問題の解決も、行動なくして成功はあり得ません!!(コレ、ホント!)
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